苦い薬やお菓子の包みなどに使われている
【オブラート】
口に入れて少しすれば溶けてしまいます
そんな溶けてしますオブラートは一体何でできているの?
オブラートとは?
オブラートとは薄い透明な紙状のもので、多くのものが無味無臭
『食べられる紙』とも呼ばれ、薬用のほか飴などの包装用としても利用される
口に入れて容易に溶ける、厚さは0.01~0.15ミリメートルほど
オブラートは何でできているの?
口にいれてすぐに溶けてしますオブラートは何でできているの?
なんか特殊な製品で作られているのでしょうか?
オブラートは一般的にデンプン質にゼラチンを混ぜて作られています
正体はデンプンだったんですね!イモ類などから採取されるデンプン
なぜ?デンプンで作られているかと言うと・・・
・製造過程において強い粘りが必要
・できる限り透明に近いものを作る
・価格、流通面で入手しやすい
という点からもデンプンでオブラートを作っているそうです
オブラートの起源
オブラートは元々、キリスト教の儀式で使用されているウエハースに似た薄焼きパンのことをさしていたそうです。この薄焼きパンに水を浸して柔らかくした、その中に薬を入れて飲んでいたようです。
これが明治時代に日本に伝えられて、1902年には三重県在住の医師・小林政太郎氏により寒天とデンプンから現在のようなオブラートを生成する方法を発明したそうです
この当時は大量生産ができなかったが1922年に生産方法が確立され一気に大量生産が可能になりました
オブラートの意外な使い道
オブラートの使い道としては、苦い薬を飲みやすくしたりお菓子の包み紙として使用されているのよく見かけますが、どのご家庭にあるものでもないですよね。
ですが、薬を飲むために買ったはいいが大量に余ったという方には、オススメの使い道もあるようです。
オブラートは水に溶けやすいが油には溶けずらい
という性質があるようで、オブラートで食材を包み油で揚げるとサクサクとなるようです。
さらに、肉団子を包んでスープに入れると表面がツルんとした食感になるようですね。
さらに、美容としても使えるようで
唇にリップや美容液などを塗ってからラップがわりにオブラートをのせてパック代わりにもできるようです。
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