あなたは電話を掛けた相手に対して
一言目になんと声掛けしますか?
おそらく、多くの人が『もしもし』
という方がほとんどだと思います。
なんで『もしもし』と言うのでしょうか?
意味を知っている方は少ないと思います。
実は・・・
『申します申します』の略と言われています。
申します申します
申します申します!
たしかに略したくなりますね!
まずは、『申します申します』と発言していたことが気になります。
その経緯については、昔の電話をかける流れが関係しています。
今でこそ相手の電話番号を入力して、その相手につながり電話することができますよね。
それは電話の発信者と受信者の電話回線を自動でつなげてくれる電話交換機があるからです。
この電話交換機は大手で言うと『NTT』などが該当します。
現在は電話交換機が自動で回線を繋いでくれますが、昔は人が手動で回線をつないでおりました。
この方たちを『交換手』と呼び、当時は女性が多く働いていていたそうです。
取り次ぐお仕事になりますので、言葉使いには気を付けており、これから発言しますという意味を込めて際の第一声として『申します申します』と発言していたそうです。
その『申します申します』がいつからか短くなり『もしもし』となったそうです。
ちなみに交換手という職業は1960年代まで存在していたそうです。
もしかしたら、その年代を生きていた方が知り合いにいる方は聞いてみたら、なにか分かる方かもしれませんね!
電話で聞こえる声について
電話を掛けた際に本人の声と少し違うなと感じたことはありませんか?
電話越しなので多少変わるのかなと思うだけかもしれませんが、それには実は理由があったのです。
電話で伝えるのは声の内容ですよね!声は受話器を通り信号に変換されます。
その信号は、約2000パターン用意されている音声データの中から似た声へと合成され、そのデータが相手に届き再生されるという仕組みになるので、電話で聞こえる声は実際の自分や相手の声ではなく、似ているデータという事です。
よって声が違うように聞こえたという事ですね!
電話の流れで色々な三桁の電話番号
【110】と聞いて思い浮かべるのは警察への電話番号ですよね!
他の三桁の電話番号についてしっておりますか?
そこで色々な三桁の電話番号を集めてみました。
- 110・・・警察
- 119・・・消防、救急
- 118・・・海上保安庁
- 171・・・災害伝言ダイヤルセンター
- 115・・・電報
- 117・・・時報
- 177・・・天気予報
上記以外にも色々あるかと思います。
三桁というのは緊急を要するものや、覚えやすいようにという意味もあるかと思いますのでイタズラで電話を掛けないようにしましょう!!
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