みなさんは将棋を打ちますか?
私は将棋が得意でしたので
学生の頃など友達と対戦しておりました
将棋は一つ一つの駒が特徴的な動きをして面白い!
ですが、その特徴的な動きを覚えられないという方も多いですよね!
そんな駒には一つ一つ名前がついておりますが名前の由来を知っていますか?
その由来を今回調べてみました。
将棋の名前の由来① -香車-
香車と書いて『きょうしゃ』と読みます。
私は昔、『かしゃ』と呼んでいましたが、正しくは『きょうしゃ』です。
そんな香車は将棋で言うと、一番角に配置され、動きとしては真っすぐしか進めません!
私は香車を特攻役として使うのが好きでした!
香車の名前の由来の前に、将棋の配置を考えてみてください
王、玉の周りを金や銀などで囲まれていますよね!
ここで言う、金や銀は財宝を意味します。王の周りを財宝が囲んでる。まあ、分からなくもないですよね。
そこで、銀の隣に桂馬をはさんで香車がきますが、香車とは?
名前の由来
香車に香という漢字がつくように、将棋が誕生した当初はお香が貴重品とされており、その原料となる香木を積み荷とした車という意味とか。
将棋の名前の由来② -桂馬-
こちらは桂馬と書いて『けいま』です。
動きとしては一番独特かもしれないですね!
名前の由来
桂馬の由来は、平安時代当時の貴重品である香料の一種『肉桂』から由来するそうです。
【肉桂】とは、暖地に生える、クスノキ科の常緑高木。シナモンを作るために使われるそうです。
そうなると、ほぼ香車と似ていますね!
将棋の名前の由来③ -飛車-
飛車の原型は香車にあるそうです。
飛車の動きは前後左右ならどこへでも移動できます。
名前の由来
左右前後に飛ぶように走る車で、飛車は馬車を意味するそうです。
古代中国で用いられた、四頭曳き馬車戦車
将棋の名前の由来④ -角行-
角行と書いて『かくぎょう』と読みます。
意外と読み方知られていないかもしれないですね!
私も『カク』といつも呼んでおりましたので。
角行の動きとしては、斜めでしたらどこまでも動ける事から角を取れる意味合いもあるでしょう。
名前の由来
飛車が馬車なのに対して、角行は角(ツノ)が付きますので、牛車を意味するそうです。
将棋の裏面(由来)-歩兵編-
将棋の駒を相手の陣地までもっていけば、裏返す(成る)ことができますよね!
裏となった駒は動きや名前さえも変わります。
一番、駒として多い【歩兵】は成ると【と】となり、金将と同じ動きができます。
・・・ちなみに【歩兵】と書いて【ふひょう】と読みます!
では、なぜ歩兵は成ると、金ではなく『と』と書かれているのでしょうか!?
私は『と』と書かれていますので、『と金』と呼んでおりました。
実は諸説あるそうです!
説①:めちゃくちゃ崩し字過ぎて【金】じゃなくて【と】に見える説
説②:【金】の当て字である【今】が崩れて【と】に見える説
説③:【歩】の上の【止】からきてる説、金との繋がりは微妙
結果=歩兵が成ると【と】になる理由はあまり分かっていないそうですね!
将棋の裏面(由来)-飛車・角行編–
将棋の対戦で大きな要となる【飛車】【角行】
その二つの駒の動きは、盤面を駆け巡るかのように動きます!
そんな【飛車】と【角行】ですが、他の駒と同様に成ることもできます!まさに鬼に金棒!!
【飛車】→【龍王】
【角行】→【龍馬】
どちらも龍という文字が入っていて強そうですね!
しかし、王と馬って少し名前に格差があるようね・・・
そんな龍王と龍馬にはどうのような意味合いがあるのでしょうか?
実は、もともと飛車と龍王、角行と龍馬は別々の駒であったそうです。
平安時代の将棋では、今の将棋より駒の種類が格段に多く、更に取った駒を使用しないルールの将棋もあったそうです。
そんな中、時代の流れで似た駒の動きのものが一体化していったそうです。
飛車が龍王に成るではなく、飛車という駒と龍王という駒があり、飛車が成った際に、動きが似ていた龍王に成ったということですね!
それは龍馬でも同じことのようです!
そんな龍馬ですが、中国や日本に伝わる『キメラ』にあたるそうです。そう『キマイラ』ですね!
龍の王とキマイラですから、どちらも強そうですね!
【王】と【玉】の違い
将棋の勝敗として取ったら勝ち、取られたら負けである【王】と【玉】
しかし、【王】と【玉】のようになぜ違いがあるのでしょうか?
【王】は目上の人が使うという作法があるそうですが、知っている人は知っているくらいだと思います。
そんな【王将】ですが、将棋が生まれた平安時代には【王】は存在せず、【玉】しかなかったそうです。
そもそも、将棋は【金】【銀】【玉】と宝物を表しているようで、宝を奪う戦いとも言われています。
そして【王】が誕生した理由も諸説あるそうです。
点をつけ忘れたとか、玉ではなく王がいいんじゃないとなったが王は二人もいらないから一つは玉でとか・・・
今回、将棋について色々と調べてみましたが、面白いことばかりでしたね!
そして真相が分からないことが多いのも魅力的な点かなと、真相が分からない分色々な人が仮説を立てるようになりますよね!
これを読んだあなたも将棋で対戦する時に『ドヤって』みては!?
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