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不思議な植物達

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生き物

私達、人間と切っても切り離せない関係の
【植物】

そんな植物達は、よく見かける物から
珍しい物、不思議な生体など多種多様です

今回は植物の中でも不思議な植物を集めました

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不思議な植物① -ハエトリグサ(ハエトリソウ)-

食虫植物の代表格・ハエトリグサ(ハエトリソウ)

実物を見たことなくても、図鑑やテレビなどで見たことある方も多いはず。
2枚貝のような形で、歯の内側にハエなどがとまると葉が閉じて獲物を捕獲する食虫植物。

そんなハエトリグサの捕食の仕組みは、葉の内側に感覚毛が数本生えており、これに虫などの生き物が触れると葉が閉じて捕食する。
しかも、ただ触れるだけだは葉が閉じることはなく、感覚毛に2秒以内に2回触れることで葉が閉じる仕組みとなっている。

なぜ、このような仕組みとなっているかと言うと、【空振り】を防ぐためです
ハエトリグサは獲物を捕獲し、捕獲した獲物から養分を吸収し、その養分で再度葉を開かせているので、感覚毛の誤検知で空振りしてしまった場合は、植物体を激しく消耗させてしまいます。
他にも水滴などにも反応しないようになっているそうです。
ちなみにこの感覚毛に触れると0.5秒という早いスピードで葉が閉じます。

ハエトリグサが捕獲に成功した場合、分泌口から徐々に消化液を垂れ流し始めます。
虫にとっては粘液状の消化液が体にまとわりつき、もがくうちに体力を消耗し死んでしまうか、窒息死してしまい溶けていき養分となります。

不思議な植物② -ラフレシア-

世界最大の花と言われる【ラフレシア】
あのハイビスカスの10倍もの大きさがあるそう。
ラフレシアの中でも1番大きな花を咲かせるのが【ラフレシア アルノルディイ】
その大きさは1.5m、重さが12kgにもなるそう

ラフレシアはその大きさでもトップですが、においの強烈さでもトップに君臨します。
そのにおいは、動物のし死骸が腐ったにおい、トイレの悪臭のようなにおいがするそうです。
受粉活動に必要なハエをおびき寄せるためだそう。

そんなラフレシアですが、驚くべき要素がもう1つあります。
ラフレシアには葉や、根、茎が存在しません。まさに花だけが咲いているのです。

なぜ、花だけなのかと言うと、ラフレシアは全寄生植物で、他の植物に寄生して、その根っこから栄養を拝借して咲いています。

不思議な植物③ -オジギソウ-

別名【ネムリグサ】【ミモザ】とも呼ばれるマメ科の植物

なぜ【オジギソウ】と呼ばれるかと言うと、指などで葉に触れた時にお辞儀をするかのように素早く葉を閉じてしまうからです。

オジギソウは私たち人間と同じ動物の神経伝達システムと似たようなものが存在しております。
おじぎにはそのシステムが関係しているそうで、私たちは外から得た刺激を電気信号として神経を伝って各器官に伝達しております

同様にオジギソウの葉に何かが触れた時の刺激が、葉と茎の付け根に位置する折れ曲がっている部分に信号が伝わり、お辞儀をするようです
ちなみにオジギソウに麻酔効果のあるエーテルを置いて外気を遮断するとお辞儀をしなくなるそうです

お辞儀をするメカニズムは、刺激を受けたオジギソウは水分が主葉枕(シュヨウチン:葉と茎の付け根)の上部にあつまるそうです。当然水分が集まると重くなりお辞儀をするそうです。

不思議な植物④-ゴジアオイ-

『植物界のサイコパス』の異名を持つ、ゴジアオイという花
見た目は少しパンジーに似ていますが、可愛らしいパンジーとは似ても似つかない、性質を持っています。

ゴジアオイはゴジアオイ属ハンニチバナ科
生息地域は南欧や北アフリカ、西アジアに分布しており、日本ではまず見ることができないです。
そして日本の環境には適さないので栽培されていません

驚くべき生態

ゴジアオイがなぜ、サイコパスと言われるのか?
それは、ゴジアオイには発火作用があるためです。

一定条件が揃うと自ら発火します。
ゴジアオイは環境に非常に敏感な植物であり、周囲の気温が35度以上となると、その身から発火作用の分泌液を出し始め、ちょっとした拍子で自ら燃え始めます。

しかし、ゴジアオイの種子は比較的高温にも耐えますので、周囲を燃やし、自らは熱さに耐える種子で生息範囲を広げる特性が、サイコパスと言われる所以です。

実際に、ゴジアオイの発火が原因で森が炎に包まれたこともあるそうです。

ゴジアオイの花言葉

そんな、ゴジアオイの花言葉は
『私は明日死ぬだろう』です。恐ろしい花言葉ですよね。
間違えてもゴジアオイを花束にしてプレゼントしては、色々な意味でダメですね!(笑)

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