涙は血液でできている？

悲しい時、感動した時、時には嬉しい時に流れる涙。
そんな涙は、実は血液の赤い成分を取り除いたもの！

★見出し★

涙は血液？
色々な場面で流れる涙
歳を取ると涙もろくなるは本当？

涙は血液？

涙の原料は実は血液らしい。

名瀬　ナゼオ君

じゃあ、なんで赤くないの？

そもそも、血液が赤いのは赤血球を作り出すヘモグロビンというタンパク質によるもの。
（ヘモグロビンは酸素を運搬する役割を担っているんだって）
血液が涙腺というフィルターを通って、赤血球などが濾された状態で排出されるので、赤くないらしい。

色々な場面で流れる涙

冒頭にも述べましたが、色々な場面で涙は流れますよね？
それって、よくよく考えるとなぜなんでしょうか？

悲しい時の涙・・・
代表的なのが悲しい時に流れる涙ですよね。涙と聞いて大抵の人が悲しい時を連想すると思います。
悲しい時になぜ？涙がでるのか？
それは、自律神経と強く結びついているそうです。感情によって交感神経が優位になると、涙腺が刺激されて涙が流れます。感情による刺激で流した涙にはストレスを感じた時に分泌されるホルモンが含まれているので『泣いてスッキリする』というのは本当のようです。

笑った時の涙・・・
大笑いした時などに涙が出るときありますよね。あれは、なぜなんでしょう？
大笑いした時など、顔中の筋肉が使われ涙腺を刺激して涙がでるそうです。

目にゴミが入って出る涙・・・
まあ、なんとなく想像はできますが。
目を保護するためにゴミなどを洗い流す役割

玉ねぎを切るとでる涙・・・
玉ねぎを切った時になぜか涙が出てしまいますよね？なぜなんでしょう？
玉ねぎを切ることで、玉ねぎの細胞が破壊され中に含まれる催涙成分である【硫化アリル】が気化し始め涙が出るそうです。
眼鏡をかけたりして対策される方が多いと思いますが、気化しているため意味ないそうです。
対策としては、【玉ねぎを冷やす】【換気扇の近くで切る】【切れ味の良い包丁を使う】などが効果的だそうです。