よく早口言葉で耳にするワード【東京特許許可局】
実は、『東京特許許可局は実在しません』
東京特許許可局とは?
『東京特許許可局』は存在したことがないらしく、早口言葉のために生まれた幻の官庁なのだそうです。
そもそも、特許自体が『許可』ではなく、『審査』を経て『査定』を受けて登録されるものなので、『許可』という言葉が用いられることがないらしいです。
特許に関する業務を行っている場所は?
そしたら特許に関する仕事はどこでやるの?
そういった業務、特許権や商標権などは東京都千代田区霞が関にある【特許庁】という経済産業省の外局となるそうです。
特許について
ここからは、特許について調べてみました。
もしかしたら特許を取ろうとしている方もいるかもしれませんので!
【特許とは】
まずそもそも特許とは?普段、耳にしますが、いざ説明して言われてうまく説明はできないですよね!
特許とは、法令の定める手続により、国が発明者またはその承継人に対し、特許権を付与する行政行為であるとの事。
分かりやすく説明すると、「発明を公開する代わりに、その発明の実施を独占できる制度」
【特許の取り方】
特許申請するには、発明をした人の氏名等を書いた願書に特許を取りたい発明の内容をまとめた書面を添付して特許庁に提出します。
【特許を取得できる人は?】
特許を取得できるのは、「発明者」「発明者から特許を受ける権利を受け継いだ者」
→単なる補助をしただけの人、助言をしただけの人、資金の提供をしただけの人、命令をしたに過ぎない人は発明者には当てはまらないの取得はできない。
ですが、発明者であれば誰でも取得はできるそうです。以下の記事によれば小学生で特許を取得した方もいるようです。
守田君の発明は、棒の上部に装着した洗濯バサミが棒に沿って落下する中で、自然に正面を向く機構を備えています。ここに特許が認められる新規性及び進歩性があります。棒の下部には複数の洗濯バサミがそろって積み上がるので、取り出しが便利に。自宅で洗濯物の取り込みを手伝っていて思いついたという、おもしろいアイデアです。(守田君の特許を出願した弁理士の福村直樹さん)
おしごとはくぶつかん
特許権の有効期限
特許権の存続期間は、特許出願の日から20年をもって終了するようです。
20年を経過すると、その発明は他人が自由に実施できるようになるようです。
番外編(暇でしたら見てみて)
調べている中で更に上級者向けの早口言葉を見つけてしましました。
【東京特許許可局許可局長 今日急遽許可却下】
ちなみにカタカナにすると・・・
【トウキョウトッキョキョカキョクキョカキョクチョウ キョウキュウキョキョカキャッカ】
うーん・・・もはや早口言葉ではなく、呪文ですね!
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