暑い季節にかけて、でてくる話題として
怖い話や、心霊動画など
そんな幽霊にまつわる雑学を集めてみました
では、どうぞ~
恨めしや~
幽霊にまつわる雑学① 【ひゅーどろどろとは?】
幽霊の話などでよく耳にする『ひゅーどろどろ』という音
イメージに刷り込まれているからか、この音を聞くだけで怖いと思ってしまいますよね!
そんな『ひゅーどろどろ』はどのように生まれたのでしょうか?
音の発祥は歌舞伎などの芝居で、幽霊の登場シーンとして、『ひゅー』は横笛を高く吹いた音
『どろどろ』は大太鼓を小刻みに叩いた音で、これを擬音化すると『ひゅーどろどろ』となるそうです
ちなみに幽霊のセリフで多い『うらめしや~』は、恨めしやからきており、生きている人間にたいして恨めしいという感情からきております
幽霊にまつわる雑学② 【幽霊に足が無い理由】
幽霊のイメージと聞かれたら?
『足が無い』『黒髪の長髪』『白い着物』
まあ、無難な回答としては上記でしょうか!
なぜイメージとして足が無いのでしょうか?
それは【丸山応挙 (まるやまおうきょ)】という人物が、足の無い幽霊の絵を描いたとされています
その足の無い幽霊の絵から、足が無いイメージがついたそうです
足が無い幽霊を描いた理由としては・・・
・反魂香といって、その香を焚くと魂が帰ってくるというものがあり、煙で足が隠れていたから
・夢枕に亡くなった奥さんが出てきて、寝ていた当人が慌てて描いたから足が無かったから
などの説があるそうです
幽霊にまつわる雑学③ 【幽霊の頭についてる三角巾て何?】
幽霊のイメージとして先ほど挙げましたが、もう一つ【頭に三角巾】ていうのも有名ですよね
服装は普通だけど、頭に三角巾をつけているだけで幽霊と思っちゃうくらいイメージが強いです
そんな三角巾にも、ちゃんとした意味がありました
あの三角巾は死装束の1つで、『天冠』と呼ばれ
『天冠』はあの三角巾だけではなく、仏像などが頭につけているものも『天冠』と呼ばれる物
仏教では死後の世界に行くと、死後の行き先を決める裁判官である、閻魔大王のところへ向かうとされております。『閻魔大王に会うときは失礼のないように』とされており、死装束は言わば正装となり、その正装の1つがあの三角巾という訳なんですね!
三角巾も含め正装、現代で言う『スーツ』みたいなものですね!全然違うか!
幽霊にまつわる雑学④ 【夏場になると幽霊の話をする理由】
暑い季節になるとテレビ番組でも、怖いもの特集などが増えたり、若い人達の中では肝試しをする人も増えてくると思います
暑い季節に怖い体験をしてヒヤッとさせるという意味も少なからずあると思いますが、ちゃんとした理由としては、【お盆】が関係しております
日本独自の文化である【お盆】
日本で夏季に行われ、死者の魂がこの世に帰ってくると言われています
メキシコでいう死者の日みたいな考えですね!
お盆の時期になると、みなさん故郷に帰り、ご先祖様へお線香をあげる方も多いと思います
そんな【お盆】ですが、色々な思想があり、その一つとして
【地獄の釜の蓋が開く時期】とされております
地獄で働く鬼たちも休む時期とされており、その期間は地獄の釜の蓋が開き、地獄にいる様々な霊魂も戻ってくるとされています
幽霊と妖怪の違いは?
子供に『幽霊と妖怪の違いは?』と聞かれて困ったことありませんか?
最近では、小さい子供でも妖怪を知る場面が増えてきておりますよね!(あの地縛霊の猫さんのおかげ)
まあ、大人だったら答えられますよね( ´∀` )!
幽霊とは『死んだ人の霊』で、妖怪は『怪奇現象や非日常的な存在』の事を指します。
これは余裕ですよね(笑)
じゃあ、『幽霊とお化けの違いは?』
と聞かれたら答えられますか?
答えは、幽霊とお化け自体同じ意味で使われることも多いですが、『お化け』は動物が変化したものや『妖怪』なども含むのに対して、『幽霊』は主に死者の霊のみを指します。
幽霊 | 妖怪 | お化け |
守護霊 | 鬼 | トイレの花子さん |
背後霊 | 河童 | 口裂け女 |
地縛霊 | 天狗 | |
ジ★ニャン |
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