浄水器とは!?
最近では、多くの家庭で取り入れられている【浄水器】
周りの感想を聞いて取り付けてみた、取り付けた方がいいから買ったみたなど理由はそれぞれかと思います。
でも、そもそも浄水器とはどんなものか知っていますか?
その役割?使い方?浄水器についての基礎知識をまとめました。
これから浄水器を買おうか検討している方、浄水器を持っているが上手に活用できていない方などにぜひ確認していただきたいです。
浄水器とは?
みなさんが想像する浄水器とはどのようなものですか?
水道に取り付けるタイプ、一度タンクを経由するタイプとあるかと思います。
一般社団法人浄水器協会によれば、浄水器とは「水道水の中に含まれる残留塩素やトリハロメタン等の物質を除去または減少させる機器」のことを指すようです。
その中でタイプが色々と分かれているようですね!
ちなみに残留塩素やトリハロメタンとは何? 残留塩素: その水に含まれる物質に対する殺菌や酸化反応に有効に作用し得る塩素化合物のことを指します プールに行ったときに感じる独特の「ツン」としたにおいは、実は塩素によるものです 日本では「水道法」によって、水の衛生上の安全を保つために塩素を入れることが定められている あくまでも家庭にとどくまでの安全を保てればよいので、飲むときは必要ありません トリハロメタン: 水道水に含まれるトリハロメタンは、浄水場や下水処理場の消毒で使われる塩素と、水中に存在するフミン質などの有機化合物の反応で生成されます。このように消毒によって生成される副産物のことを、消毒副生成物と呼ぶそうです
浄水器のタイプ
浄水器の種類をみなさんはいくつ知っておりますか?
主な種類として浄水器には5つの種類があるそうです。他にも会社によっての種類があると思いますが、今回は代表的なものを紹介いたします。
①蛇口直結型
②据え置き型
③ポット型
④アンダーシンク型
⑤ウォーターサーバー型
①蛇口直結型
蛇口直結型とは、水道の蛇口にろ過カートリッジをセットするタイプの浄水器で、もっともポピュラー、ろ過カートリッジを取り付けるだけなので、設置が簡単でスペースもほとんど必要ありません。
ただし蛇口直結型は、水道水をろ過するためのカートリッジが小さめで、サイズに比例してろ過量はさほど多くはなく、カートリッジの交換頻度も高くなります。
どのような種類を選ぶかにもよりますが、およそ半年に1回は交換が必要で、価格は1万5000円から2万円程度のものが多いそうです。
②据え置き型
据え置き型は、シンクに浄水器を設置して使うタイプです。
設置するときは、蛇口の分岐水栓と浄水器をホースでつなぎます。
据え置き型のメリットとしては、カートリッジが大きめであることです。カートリッジの交換頻度も少なめで、およそ1年に1回程度で済むでしょう。
デメリットとしては商品によりますが価格が高めで、シンクやカウンターなでに穴開け工事などが必要な場合もあります。
③ポット型
ポット型は、容器の中にフィルターが設置されている浄水器で、水道水を容器に注ぎ、ろ過されるのを待つ必要がありますが、麦茶を作るような感覚で浄水ができるため、手軽に使えるのが魅力です。
またデザインやサイズのバリエーションが多く、携行用やタンブラーサイズの小型のものもあります。価格も安価で、相場は2000~6000円程度です。
ただし、ポット型は『浄水までに時間がかかる』『雑菌が繁殖しやすい』などのデメリットもあります。フィルターの交換頻度も比較的多く、2~3カ月に1回です。
④アンダーシンク型
アンダーシンク型は浄水器本体やホースをシンク下に収納して使う浄水器です。その形状から『ビルトイン型』ともいわれます。
アンダーシンク型は、シンク上では浄水器と水道が一体化しており、シンクを広く使えるメリットがあります。カートリッジの交換頻度も少なく、およそ1年に1回程度です。
ただし、ビルトイン型は業者による本体設置工事が必要な上、シンク下にスペースが必要となります。導入コストは高額になりがちで、価格はおよそ1~10万円程度です。
⑤ウォーターサーバー型
ウォーターサーバー型の中でも、【水道直結タイプ】【水道水補充タイプ】【宅配タイプ】が存在します。
サーバー内のろ過装置で浄水をためることが可能であり、冷水や温水がすぐに使えるというメリット。
更に、カートリッジの寿命が長いので交換頻度が少ないです。
ウォーターサーバについては下記リンクにて、色々な会社の記事をまとめておりますので、ご確認ください
浄水器メリット
浄水器の目的は、フィルター(ろ材)を組み合わせて水道水をろ過し、安心して美味しい水を飲めるようにすることです。日本の水道水は厳しい品質管理がされており、世界から見ても安全性が高く、そのまま飲んでも健康上問題がないといわれています。さらに浄水器を使えば、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンなどを取り除いた、よりおいしくて安全な水が飲めます。
浄水器は、水道水特有のカルキ臭やカビ臭といった、気になる臭いや雑味を抑える効果も期待できます。また、ペットボトルの水を購入することも減り、コストを抑えることや、使い終えたボトルのごみも出なくなる、といったメリットもあります。
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