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薬を水で飲む理由

体と水
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よくお薬の注意書きのところに
『水、またはぬるま湯と一緒に飲みください』
という表記をみたことがあると思います。

しかし、なぜ水またはぬるま湯でなくてはダメなのでしょうか?
飲み物全般じゃダメなのか?

気になる点を調べてみました!

お薬を水で飲む理由

薬を水で飲むのは、薬が水に溶けて効果を発揮するように作られているからだそうです。
薬は水なしでは飲みずらいですよね!

喉に付着して炎症を起こさないためでもあり、そのため、コップ1杯程度(約200cc)の水、またはぬるま湯で飲むことを前提に、お薬は作られているようです。

他の飲み物は!?

『水で飲むのは良いのは分かったけど、他の飲み物ではダメなの!?』
という疑問がわきますよね!

薬を飲む時は水が良い理由というより、他の飲み物が良くないという説明の方がいいかもしれません!

【コーラやサイダーなどの炭酸飲料】
くすりの吸収に影響するといわれています。
しかも粉末上の薬などは、炭酸と一緒に飲もうとすると、飲み込みづらく、十分に飲み込めなくなりやすいのでやめましょう。

【コーヒーや紅茶やお茶などのカフェインを含む飲料】
カフェインには、眠気覚ましなどの興奮作用と利尿作用を持っているので、鎮静薬では効果が弱まることがあります。また、痛風治療薬の中にはカフェインの分解を抑えて興奮作用が強く出て頭痛や動悸を起こすことがあるそうです。最近は、カフェインが含まれる飲料が増えてきていますので、毎日、薬を服用している方は飲料の成分に注意してください。

【柑橘系のジュース】
尿がアルカリ性に変わり、薬によっては効き目が強くなったり、弱くなったりします。ジュースで薬をのむことも避けましょう。

【アルコールを含む飲料】
アルコールは身体にとって、あまり良くないので肝臓にて分解されます。そして、多くの薬も肝臓で分解されます。このため、薬とアルコールを一緒に摂取すると、薬の分解が遅れ、通常より高い血中濃度となり、結果として強い作用を及ぼすことがあります。さらに、アルコールを毎日飲み続けるとアルコールを分解する酵素が増えて、薬も分解されやすくなり、薬の効果が低下することもあります。

他にも色々な飲料がありますが、多くは何かを含んでおります。
その何か一つ一つに対して、薬との影響を考えていたらきりがありません!
なので、多くを含まない『水』と飲むが良いという事ですね!!

そして薬が吸収されるまでの時間として、血液が体を一周する時間は大体1分くらい、飲んだ薬が胃や腸で溶けて 吸収され効果を発揮するまでには 20~30 分必要と言われています。
その間の水以外の飲み物も控えた方がいいかもしれませんね!

最後に注意点

最後に一点注意していただき点があります!

それは・・・
『水は水でも軟水で薬を飲みましょう!!』

薬は水は飲みましょうと、言ってきましたが水は水でも軟水で飲むことをお勧めします。

市販で売られている水(ミネラルウォーター)がありますが、通常の水に、美味しく感じられるミネラル分を含んでおりますが、ミネラルの含有によって、軟水(ミネラル少なめ)、硬水(ミネラル多め)に分かれます。

なぜ硬水で薬を飲むのが良くないかと言うと・・・
硬水に含まれている量のミネラルだと、一部の薬と結合して効果を弱めてしまう危険性があります。軟水に含まれている量なら問題はないので、ミネラルウォーターで薬を飲む際には軟水を選ぶようにしましょう。

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